2016年から8月11日が「山の日」として祝日になります。
それを記念して、全国大会が上高地で開催されます。
そもそも「山の日」とは?
残念ながら、山や自然に関する特別な経緯からではなく、国民の祝日を増やす主旨から制定されているようです。
春秋には春分と秋分の日があり、「海の日」も制定されたので、次は「山の日」ということなのでしょうか?
山の日 (Wiki)
山の日は、2014年(平成26年)に制定され、2016年(平成28年)に施行された日本の国民の祝日の一つである。国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条では、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているが、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではない。「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第43号)」が2016年1月1日に施行され、8月11日は同年より国民の祝日「山の日」となった。 この祝日が制定されたことで、祝日の制定がない月は6月のみとなった。
なぜ上高地で開催される?
松本市山の日記念大会推進室では、記念全国大会を上高地での開催意義を以下のように説明しています。
長野県は、県土の約8割を森林が占める全国有数の森林県であり、全国に23座ある3,000m峰のうち15座を有する日本一の山岳県です。
このうち松本市は、槍ヶ岳や穂高連峰、乗鞍岳など9座を有し、深田久弥の日本百名山が6座あるなど、まさに日本を代表する山岳都市「岳都」であり、とりわけ上高地は、北アルプスの3,000m級の山々と、その山深くに開けた梓川の渓谷からなる地域で、日本の「山」の中心ともいえる場所です。
世界で初めて「山」を対象とした祝日の制定を祝う行事を開催することにより、山の魅力や価値と合わせて、山とともに生きていくことの大切さを、山岳県信州・岳都松本から発信してまいります。
記念全国大会の公式サイトはこちら
「山の日」および前後日に上高地へのアクセスには要注意
「山の日」全国記念大会前日には、来賓者の上高地入りが予想され、当日には式典及び松本市への戻りがあります。
皇室関係者や各国大使などの来賓者によっては、移動時間だけ通行止めにして警備の万全を図ることもあります。
例年でも8月11日は交通混雑がある期間でもあり、相当の渋滞が予想されます。