上高地で、現地スタッフや旅館組合の人がサルに石を投げるのを見かけることがあります。
これはサルを虐待しているのではありません。
自然保護、動物愛護の観点から上高地で実施されていることなのです。
目的:
サルに近寄るべきところでないと悟らせる
背景:
近年、ますます上高地でもサルが出没するようになってきています。
上高地のサルは、今のところは積極的に人間に接触しよう(食べ物を取ろう)という行動はとっていません。
しかし、このままではおそらく数年のうちに、人間の所持している食べ物を狙ったりする事態に進みそうです。
そこで、今のうちに人間に近寄らないようにサルに思い込ませる必要があります。
手段:
サルの近くに石を投げて、人間のいるあたりは危険だと悟らせる。
他には、土にかえるBB弾を使って、サルの近くを電動ガンで銃撃するというアイデアもありますが、なんとか投石程度でサルが山に帰ってもらえればと思います。